ナリみそ作りに挑戦へ

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皆様こんにちは!
南の島「喜界島」で活動しております。
NPO法人めばえです。

過去の記事になりますが、2020年10月15日の活動です。

 県立大島養護学校喜界支援教室
(県立喜界高校内)の生徒たちは15日、喜界町内でソテツの実の収穫を体験しました。

その後は喜界高校の生徒とナリみそ作りに挑戦。

私たちは町内の子どもたちを対象に、野外や文化活動を通じて心豊かな人間性を育もうと毎年、焼き芋大会や餅つき大会、海岸清掃活動などを行っています。

ナリみそ作りは、島の歴史や文化を考えるきっかけになればと、支援教室や喜界高校に声を掛けました。

ソテツの実の収穫作業は池治海水浴場付近で行い、支援教室の生徒5人のうち4人が参加してくれました。

手袋をはめ、葉にあるとげと戦いながら赤い実をバケツに入れ1時間余りで約25㌔の実が集まりました。

生徒は
「初めてソテツの実を採った。チクチクして大変だったが、ナリみそを作るのが楽しみ」
と語ってくれまいた。

ソテツは戦後の食糧難時には島の食生活を支えました。
その後も虫かご作りや運動会の玉入れに使われるなど、住民と関わりが深いです。
生徒たちと中身を取り出したり毒抜きをしたりする作業も行って12月にはナリみそを作り、熟成期間を経て卒業前に試食会を開く予定です。

学校を卒業して島外へ出た時に島での体験が宝になる。
子どもたちにはいろんな体験を通して故郷を大切にする気持ちを持ってほしいと思っています。

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