島の子どもたちと「ソテツの実を学ぼう」

記事

皆様こんにちは!
南の島「喜界島」で活動しております。
NPO法人めばえです。

今回は島の子どもたちや保護者の方々と島の文化を通して、歴史を学んでいく「ソテツの実を学ぼう」の交流会を実施致しました。

【2021年12月12日(日)開催】

食用としての歴史背景は、戦時中など食糧不足のおり奄美、沖縄地域でソテツの実や幹からとれる澱粉を取り出して食用に用いられてきました。

しかし、正しい毒抜き処理をしなければソテツ食中毒になることもあり、しっかりとした知識を子どもたちに学んでいただきました。


その後は

実際に、

・ソテツの実のデンプンを使用した「お粥」
・ソテツの実で作った味噌を使用した「味噌汁」
・島ゴマとふしんくずー(鰹節の削りくず)を使用した「ふりかけ」 

を子どもたちや保護者の方々と食し、戦時中は食糧不足で苦しい思いをされていたことや自然の大切さ食べる喜びを一緒に体験することができました。

子どもたちは「美味しくない」「うえー」など色んな意見が出ていましたが、

「もし、1週間何も食べていなかったらどうするかな?」

と質問すると、

「それだったら絶対食べている」などの意見もありました。

島にはまだまだ、子どもたちが知らない歴史がたくさんあります。
少しずつでも「喜界島」の歴史に興味をもってもらえるように今後も取り組んで参ります。


今回、実施した「島の文化を通して歴史を学ぶ交流会」天気にも恵まれ、自然を感じながら実施できたこと、参加された46名の皆様には心より感謝申し上げます。

これからもNPO法人めばえは地域の方々や子どもたちの交流の場を提供できるように取り組んで参ります。

NPO法人めばえ こちら








タイトルとURLをコピーしました